「ベスト・パートナーになるために」を読んで。
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)
- 作者: ジョングレイ,John Gray,大島渚
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: ペーパーバック
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<概要>
なぜ女の常識を男はわからないのか?なぜ男の気持ちを女はわかないのか?
それは「男」と「女」が全く異なる生物だからである。男と女では考え方から価値観まで全く異なるのである。
本書では、男と女が「何を大切にするのか」「何に恐怖するのか」「物事をどのように考えるのか」等の相違を解説し、ベスト・パートナーとなるためのアドバイスを説く
<印象的だった内容>
男は「挫折」が怖い、女は「拒絶」が怖い
男は相手から能力を認めてもらうことを喜びとする。そのため、自分のできないことを相手に見せることを恐れる。
女は相手に共感してもらい大事にされることに喜びを感じる。そのため、相手から拒絶されることを恐れる。
問題を抱えると、男は「黙る」、女は「しゃべる」
男は問題を一人で解決することにプライドを感じるため、それらが解決するまで他人に話さない傾向がある。
女はストレスや問題を周りと共有し気持ちを共有し対処しようとする。
そのため、「男が悩みを打ち明けてくれないことに女が傷つく」「抱えている問題に対して女が助言しようとすることに男が反発を感じる」といったことが起こる。
男はプレゼントの「価値」を重視する、女はプレゼントの「頻度」を重視する
男は渡したプレゼントの価値が高いほど、相手からの点数は高いと考える。
女にとってプレゼントは相手が自分を気にかけてくれている証拠であり、価値はそれほど重要ではなく頻度を重視する。
<感想>
・私は男だが、この本における男性の解説には思わず頷いてしまった。なので、おそらく女性の解説部分もあたっているのではないかと思った
・最近パートナーとすれ違い気味、パートナーをもっと理解したい、と考えている人にオススメの一冊
・男にお願いを聞いてもらう3stepが書いてあったが、これをやられたら言うことを聞いてしまいそうなので彼女にはあまり読ませたくない笑